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Food diary from Manchester, Great Britain
バターナッツスクォッシュの味噌汁 - 味噌汁の話
-miso soup with butternut squash and deep-fried tofu-

最近ずっと「和」づいてます。
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みそ汁の作り方について語れるほどの人間ではないので、レシピは割愛。具はバターナッツスクォッシュ、油揚げ、ネギ。

バターナッツスクォッシュは、日本のカボチャになれている我々には、「水っぽくてね」と、ちょっと「ケッ」みたいな扱いをされがちなかわいそうな野菜(私の勝手な想像かもしれないが…)。煮崩れしやすいのならば、煮崩れしてもよい調理法で料理してあげれば良いだけなのです。私はスープに入れたり、ペーストにしてソースみたいにするのも好き。カボチャほど甘味が強くないのでみそ汁でもしっくり。ただ、煮るときにぐらぐらとやってしまうとたちまち煮崩れしますので、中火から弱火でじっくりん煮てあげると半透明なきれいな煮上がりになります。



味噌汁の話

12月の暴飲暴食がたたってか、1月に入ってからはずっと和食よりのものを食べている。体がいろいろな意味で「和」求めているというのを実感。味噌汁も頻繁に食べている。

日本人ならたいてい誰でも、味噌汁について、想い出の一つや二つあると思う。そして、味噌汁を作りながらそれを思い出す。こういう料理中の回想時間が私は好きである。いつも、先に思い出すのは、「味噌汁の具は、ネギと油揚げが一番だな」という父の定番のフレーズ。子どものころ、なんて地味な味噌汁が好きなんだろうと思ったのもだが、今では、私もこれが一番だなと思う。また、味噌汁の具でやはり懐かしいのは「干し菜」である。大根の葉を干した冬の保存食である。青森あたりで最も食べられているらしいが、岩手の私の実家でも冬の味噌汁の具といったらこれだった。また、子ども時代の話になるが、私はこれが嫌いだった。実家では、これを「ほしっぱ」とか、「ほしなっぱ」とか読んでいて、出てくる度に、「また、なっぱー」とぶーぶー言ったものである。実家を出てからもう十数年。「ほしっぱ」を食べる機会はほとんどなくなって、ほしっぱが懐かしくなるようになった。きっと、ほしっぱ自体が嫌いだったのではなく、いつもいつもほしっぱが出てくることが嫌だったんだろうなと。一昨年の年末年始に帰省した際、母親が「味噌汁の具、何がいい」と聞いてきて、真っ先に「ほしっぱ」と答えた。「あー、ほしっぱは、まだ早いよ、もう少し寒くなってからだね」と。なんだかがっかり。

また、「誰々が作った味噌汁」というのも味噌汁ネタには欠かせない素材である。「妻の味噌汁は母親の味噌汁にはかなわない」など、夫婦間において地雷というよりは、爆弾的なコメントである。幸い、味噌汁の味を知らない私の夫は、この論議に参加出来ない。私は、私の祖母の味噌汁が今まで出会ったどの味噌汁よりも美味かったと今も思っている。私の母には申し訳ないが、母もそう思っているかもしれない。料理の知識は増えても、自分で作った味噌汁が「あの味噌汁」の味を超える事はないなと。味噌なのか、ダシなのか、具なのか、作り方なのか、おそらくこれらどれもがいい具合に合わさって出来た味噌汁だったのか。麻薬でも入っていたのか(冗談)。料理に興味を持ち始めた頃には、もうその秘密を尋ねる事はできなかったからそれが大変残念だ。もう二度と食べる事が出来ない、ばあちゃんのわらびの味噌汁が懐かしい。
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by deliciousspace | 2010-01-27 07:49 | 汁物系
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